一日の終わり

アクアリウムにはまってしまったらしい木村君。

みゆきたちのお部屋に、赤い水草が加わっている。

この、赤い水草ひとつだけが加わったというところが、木村君が、ああでもないこうでもないと、考えた結果なんだろうなと思うと、ほほえましい(笑)

 

が、私の興味はそこではなく、一緒に写っていた、とんでもないお値段らしい花瓶でもなく、窓の外に広がっていた緑深いお庭。

きっとあれが木村ご夫妻が、家庭に必要なものとして、こだわったところなんだろうななんて、ちいさなお嬢さん方と遊ぶ若き木村君を想像して、幸せな気持ちになっている。

夢だな、美しい夢

何処までも、夢を見させてくれる木村君(笑)

 

そういえば、近頃、布団の中でcocomiちゃんのstayを聞いている。

クラシックにはなじみがないし、フルートともなると、もっとなじみがなかったけれど、なんとも心が落ち着く音色だ。

人の息で奏でる楽器だからか、耳元で優しく語りかけられているような気持ちになる。時折入るふっと息を継ぐ音も、奏でている人のぬくもりを感じる。

私の一日の終わりは、木村家の父娘のおかげで優しい気持ちになる。