まだ、コンサートDVD

やっぱり涙が止まらなくなる(笑)

これは、気持ちが浄化していく涙なんだと思う。

色々なことが、涙で流されていって

あんなことやこんなことや、もういいって思える。

 

グループのコンサートも好きで、自分が行ったことのない昔のコンサートのビデオまで集めたけれど、47歳の今のコンサートが一番好きだ。

若かりし頃の、神々しいばかりの美貌、若い力がみなぎる息をのむようなダンス、目をつぶればいくつも大好きなシーンが思い出される。

でも、こんな風に、ステージ、会場が一体になったコンサートはなかったような気がする。

もちろん過去のグループのコンサートでも、5万人の観客を引っ張っていく木村君にほれぼれしたこともあったけど、あれはものすごいカリスマ性を発揮した力技という感じだった。それに比べて今回のは、双方から寄り添って行った一体感という感じだった。だからとても暖かい。

 

冷静になってみてみると、5分の一だった出番が、出ずっぱりの一人のステージ、体力的にも、のどの状態も限界に近かったのだろうとは思うけれど、そんなことに気づかせることのない、素晴らしいステージだった。

でも、それはプロとしては当たり前の事。

グループの時は、歌は下手だけれど、一生懸命だから心を打つとか、初日は公開リハーサルだからとか、ダンスはそろわないけどそれが個性とか、そんな雰囲気に慣れてしまっていた。

もちろん彼もその中にいたわけだし、もうまともなコミュニケーションが取れなくなっていたと考えれば、あの状態にならざるを得なかったのかもしれないけれどね。

でもやっと、思う通りのコンサートができたんだね。

それが今までで一番って思えるのは、木村君のファンとして最高の幸せ!