終わってしまいましたね。
と誰かに言いたくなるほど、見ているほうもチーム感を感じるドラマだった。
最高峰を目指すアスリートたちを見続けてきたような、やり切った人たちの誰をも称賛したくなるような、爽快なドラマだった。
人を善と悪に分けて、単純に悪をやっつけるというのは、わかりやすく楽しいけれど、
このドラマには単純な悪は一人もいない。終わってみればみな純粋に料理を愛し、自ら葛藤し、努力を続ける人たちだった。
戦う相手は人ではなく自分という世界を、これだけドラマチックに見せてくれたのは、脚本も、演出も、キャストも、すべてがピタッとはまった奇跡のようなドラマだったのだろうと思う。
HERO,ロンバケなんかもそうだと思うけれど、いくら木村君のドラマがヒット続きだといっても、こんな風に何もかもピタッとはまってみなを巻き込むドラマってそうあるものではないと思う。
このドラマはそういうドラマだったんじゃないだろうか。
尾花が女性に対してはなかなかのものだったんじゃないのかというのを感じさせたのが、リンダさんに詰め寄るシーン、
あの尾花とリンダさんのやり取りがなんだかセクシーだったな(笑)
何だかそれがうれしかった
あの二人でドラマができそう。
いろいろ書きたくなるけれど、新年ゆっくりドラマを見直して書こうかな。