マスカレードホテルを見てきた。
夕方の部。
木村君のファンらしきお姉さまより若い男性、若いカップルが目立っていた。
もしやキムタクが如く効果?(笑)
感想は、「やっぱり原作読まずに見ればよかった~~~!」(笑)
ミステリーは、犯人がわかっていると楽しみが半減する。
もちろん犯人がわかっていたとしても映画として楽しめるけれど、やっぱり犯人捜しがミステリーの醍醐味だもの。
それは置いといて、映画はとても豪華で、老若男女、誰もが楽しめるエンターテインメント作品だった。一癖も二癖もあるお客様を、一癖も二癖もある俳優さんたちが演じるわけだから、面白くないわけがない。誰もが怪しくて、誰もが何かを企んでいるように見える。
絶対怪しいと思われる人が怪しくなくて、絶対安全だと思っていた人が危険だったり、原作を読んでなかったら犯人を捜すのは難しかったかも知れない。
謎解きは映画を一回見ただけでは、わかりにくいかなと思った。というわけで、この映画は、原作を読まずに見て、それから原作を読んで謎解きをじっくり理解するというのがお勧めかもしれない。
それからこの映画で一番感じたのは、木村、松コンビの戦友感。
松さんの鳥肌の立つほどの演技を引き出す、木村君への信頼感みたいなものを感じた。
全力でぶつかっていい相手として、お互いが信頼しきっているのがよく分かる。
松さんすごい俳優さんだと改めて思った。