FLOW

ナリ君との会話は、本当に楽しい。
ご本人たちが心を許しあってるせいか、聞いているほうも言葉の裏を考えなくていいのが心地いい。
同じ背景を持っているので、わかりあえることが多いのかもしれない。
数か月の撮影と、1か月くらいのプロ―モーション活動で、ここまで垣根がなくなるというのもすごいことだ。


二人のきついと思ったシーンの違いも面白かった。ナリ君は肉体的に、木村君は精神的に。
ナリ君は最後の事故のシーン
あれが2日にわたっての撮影とは思わなかった。
沖野は、叫びながら全力疾走してたものね。あれを繰り返すのは大変そう(笑)

それに対して木村君は、自分のウソのストーリーを後輩の前で、威嚇しながら正当化しようとしたシーン。
あくまで演技なのに、そこをきついと思うんだなと、意外だった。
それを思うと、華麗なる一族の鉄平の最後は、すごく葛藤があったのだろうと今更ながら思う。

こんなに俳優としても違うタイプなのに、お互いに共感するものもあったし、尊敬しあう関係なんだろうな

それにしても嵐の演技ワークショップの話には笑った。
でも、事務所は、ちゃんとタレントさんを育てているんだな、とこれも意外なことだった。
どれだけ自分が事務所やほかのタレントさんに偏見を持っていたか、木村君が後輩たちと共演するたびに感じる。