最上と丹野

この映画で、一番胸騒ぎを感じたのがこの二人(笑)
もしやこの二人は・・・と思うほど、なんだかエロティックな雰囲気を感じた
基本、この二人が会うのは、人目を忍んでというシチュエーションになるからかな。

最上という人は、女性よりも、男同士に濃密な関係を築く人なのかもしれない。
どう見ても、女性と温かな関係を築ける人のようには見えない。

そんな二人の密会の場所がホテルの一室となったら
え?!ちょっと待って!心の準備が・・・・(笑)と、この映画で一番動揺したシーンだった。
あれだけ思わせぶりなシーンになっているのは、何か意図があったんだろうか。

男同士の何かしらの傷を共有する関係って、なんだかドキドキするほどエロティック
それは諏訪部との関係にも言えることなのかも知れない。
男女の関係に限らず、秘密の共有というのは、なんとなくエロティックな香りがするものなのかも(笑)

最上と諏訪部、最上と丹野。(沖野とは違う意味でのドキドキがある)
男たちが並んで立つだけで、におい立つような色気が漂う。
そんなドキドキを味わえる映画でもある(笑)