父であること

これは、さんまさんと親しくなるきっかけとなったドラマの番宣で、お互いにすごいと思うところは?という質問にさんまさんが答えたもの。
それを見た時は、なんとなく父という言葉がダブーになっていた木村君に対して
「へ〜さんまさんって、こう言う事をはっきり言っちゃう人なんだ」とそちらに、感心したのを覚えている。

正直なところ、一般人の私はその言葉が、その後の木村君の支えになるほどの言葉だとは思わなかった
それだけ父であること、というのはあの立場で大変だったのかもしれないと、いまさらながら思った。

誰もが認める、キムタクという存在、人がうらやむ様々な要素の中で、美しさでもなく、かっこよさでもなく、父であることをすごいと言ってくれたさんまさん。
きらびやかな虚像としてのキムタクではなく、地に足をつけた人としての在り方を認めてくれたのだろう。

それをずっと心の支えにしてきた木村君の、人としてのまっとうな素朴さに、感動してしまう。
どんなに世間が騒いで祭り上げようと、決して自分を見失うことなく、一人の人間として、父として、まっとうであろうともがいてきたのだと思うと、なんとも言えないものがこみあげてくる。
こういうことを大事にする人なんだな。

やっぱり私はこの人が大好きだ。