キムタクかっこいい

先週は、ツイッターが「キムタクかっこいい」であふれてた。
何事かと思ったら、テレ東の歌番組で若かりし頃のグループの映像が流れたのだとか。
21歳位、あすなろのころ?
私はまだファンになる前、あすなろは娘が見ていたから、見るともなしに見ていたけど、
特別ビジュアルに気持ちが持っていかれることもなく、へ―こんな子がいるんだ位に思ってた。

何しろ、すでに私は大人すぎるほど大人だったから(笑)ジャニーズは子供の見るものだった。
でも改めて、そのころの映像を見ると、やっぱり別格に美しい。
世の中には、ハンサムな男の人も、きれいな女性もたくさんいるけど、やっぱり木村拓哉は違う

その美しさにいろいろな要素を持っていて、気持ちがざわざわするの
自分の立ち位置がわからなくなるというか(笑)
私は女なんだけど、男性目線でその色香にくらっと来たり、年甲斐もなく乙女のような気持ちできゅんとしたり。
若いころは両性具有と言われていたけれど、まさに!!だった

糸井さんが何かで、木村君は最高の女みたいだと言っていた記憶があるけど、わかる!と思ったっけ。
女なのに、最高の女で「わかる!!」というのもおかしな話だけど、自分が男だったら、木村拓哉って最高の女みたいだって思うかもしれない(笑)
それほどいろいろな要素を持っていて、何もかもを満たしてくれそうで、何とか手に入れたいけど、近くに来たかと思うとふと遠くに行ってしまう。で、結局手が届かないみたいな。
私の思っているのとはちょっと違った意味で糸井さんは言っていたような気がするけど、そのフレーズだけが強烈に印象に残っている。

ファンになりたてで、映像を追いかけるようになったころ、いつも印象が違うのが不思議だった。可愛かったり、うつくしかったり、やさしそうかと思えば、怖そうだったり。
気持ちが翻弄される(笑)
その変幻自在の印象が、一つにまとまってきたのが40過ぎてからのような気がしているのだけど、どうだろう。
印象としては、そのすべてを内包して、今確固とした木村拓哉が出来上がったという気がする

長い間最前線で走り続けて、飛んでくる矢も、冷たい突風もその身に刻み、今45歳の男の顔を手に入れた。
それは、私には一点の曇りもない美貌より、ずっと魅力的に見える。