人生の一曲

木村君の選んだ人生の一曲は、RCの君が僕を知っている。

確か、糸井重里さんが、木村君が落ち込んでいた時に紹介してくれたと言っていた。
どんどん自分の名前と虚像だけが独り歩きし始めた若かりし頃、この曲に救われたという木村君。
勝手なイメージで語られ、自分の実態とかけ離れて巨大化していくキムタクという存在に、押しつぶされそうになっていたのだろう。

木村君が、そんな中、自分を見失わずにいたのは、彼の周りには、きちんとした大人と信頼できる仲間がいたからだろう。
糸井さん、繰上さん、清志郎さんもそうかもしれない。そして海の仲間。
木村君は表立って言わなかったけれど、その交友関係は多彩だ。
世間が、キムタクに熱狂したり、好き勝手な想像したりしても、そういう体温を感じる関係が木村君を支えてきたのだろう。
世間がなんと言おうと、等身大の木村拓哉という人を知っていていてくれる人たちがいた。
年を経て、そこに家族が増え、おじきやバッチさんにも出会い、木村拓哉という人を知っていてくれる人は増えた。

そこにファンも入れればいいなと思うけれど、やっぱりファンは遠くから応援するしかない存在なんだろうと思う。
ずっと見てきたんだから、誰よりも私はあなたのことを知っていると思い込んだら、ストーカーになりかねない(笑)
そこはきちんと距離を保たないとね。

コウキさんの活躍が目覚ましい。今度は健康飲料のCMに出るのだとか。

モデルとして立っているときは、これが15歳か?と思うほど大人っぽくて、そこはかとない色気も感じるのに、
インタビューを受けるコウキさんは15歳のあどけなさの残る少女だ。
なんとなくだけど、デビューしたときは、ある程度の年齢になるまでは、声を聞くことも、動く姿も見えない、すごく保護された状況での仕事になるのかなと思っていたけれど、以外にオープンな感じなのに驚いた。
考えてみれば、彼女の育った環境は、一般家庭とは違う。
生まれた瞬間から、世間の注目の的だ。
両親が必死で世間から守るように育ててきたのは、間違いないけれど、両親のスターとしての覚悟も目の当たりにしてきたに違いない。
彼女の両親も、いったんデビューしたら自分の娘といえども、プロとして一人で戦っていく姿をそばで見守るしかないという覚悟を持っているのだろう。
15歳で、船をこぎだしたコウキさん。頑張って!!とお父さんのファンである私も遠くから応援します。
そういえばキキも魔女として独立したのが15歳だったっけ。