モニター試写会

たった100人の試写会。なかなか感想を探すのが難しいのかと思っていたら、感想が次々と出始めた
あくまでもファンの方がツイッターにあげてくださっているので、好意的なものだけだということはわかっているけれど、うれしい感想ばかりだ
難しいという感想もあったが、、それは難解という事なんだろうか、見た人が心の中で葛藤するという難しさなんだろか
もしかしたら、見終わって、決着をつけられないものを抱えながら、何度も咀嚼するような映画なのかもしれない
重たいテーマの映画であるし、ああ楽しかったで終われないのもわかる。

でも、木村ファンとしては、ずっとこういう映画に出てくれることを願っていたわけで、そういう意味では期待しかない。

無限の住人で経験したけど、木村君の映画にはただキムタク憎しの評価が付きまとう。
無限の住人は異常なくらいそれがひどくて、結局映画へ向かう足を鈍らせてしまった。
ディスクや、WOWWOWではじめてみた人たちの感想に、どうしてあんなに評価が低かったんだろうと、疑問の声がたくさん上がっていることからもその酷さがよくわかる。

まだ、解散余波でグループ関係があれていた時期でもあったので、感情的になったファンや、便乗したクリック狙いのライターが中傷するのは想像できなくないけれど、あの時きちんと作品として評論してくれた映画関係者はわずかだった気がする
褒めてほしいわけじゃない、せめて先入観を持たずにちゃんと見て!ともう悲しい気持ちだった。

結局のところ、映画自体の評価というよりは、よくわからない裏の事情とやらも評価に影響を及ぼしているんじゃないかと、不信感を抱いてしまった
でも無限の住人は、そんな国内のせせこましい事情も、世界に出れば関係ないということを示してくれたし、公開中に見られなかった人たちの素直な驚きは、くだらない思惑は実際に見た人の実感にはかなわないと教えてくれた。

まずは先入観を持たず、映画を楽しみたい
試写会で見た方たちの感想は嬉しいものもそうでないものも、心の片隅に止めて、新たな気持ちで映画を見たいと思う