求められる

求められるために生きている・・・か
その言葉を聞いて、胸が痛くなってしまった。
少年時代からずっとそうだったんだろうな。
求められ、期待にこたえ続けてきた人生。
そしてどんどん上がっていくばかりのハードル。
それでも懸命に、求められることにこたえてきた。
そしてその結果、とんでもない高みに上ってしまったんだなとおもう。、
でも彼の目的は頂上に立つことではなくただ、求められることなんだと思うと、せつない
たぶん頂上に胡坐をかいていることは、居心地が悪いのだろう。
求められるところに行ってまた高いハードルを越えようとするに違いない。

でも、どうだろう、もういいんじゃないのかな。
求めるほうになってみたら?
読売の記事からも、自分の「欲望」よりどこまでも「自分と向き合ってくださる人」に対する思いが大きいことがうかがえるけれど
もう十分期待したものには答えてくれた。
自分は生かされていると謙虚になるのはいいけれど、生かされてきたばかりではないと思う。
たくさんの人に影響を与え、目標になり、幸せにしてくれた。
もちろんそれは求めてくれた人があってのことだけど、だれにでもできることではない
木村拓哉だからできた事。
もう、わがままに求めていい時なんじゃないのかな?
木村拓哉がどんなことを求めているのか、ファンも知りたい。
彼の求めるその先に、どんな風景があるのか見せてほしい

今はとてもつらいと思う。
長年の仲間(今となっては仲間と言えるのかどうかわからないけど)と決別して、不安もあるだろうと思うけど、いい機会だから、求めることも考えてみてほしい。
大丈夫、たくさんの人が待っていてくれる。
待っている価値のある人だとこの一年でみせてくれた