第8話

「医者は職人じゃねぇのか。」
「お前はいったい何のために医者になったんだよ」
「客を選ぶのか」
沖田父の言った言葉は、沖田先生の医者としての原点。
患者が誰だとか、難しいオペがとかそんなことは関係ない。目の前の医者を必要とする患者を救うための医者じゃないのか。
沖田先生の医者としての原点を、父が思い出させてくれた。
父の手術を決意する沖田先生
職人医師として、父であれ、かつて愛した人であれ、たとえ、死んでほしいと思う憎い人であれ、感情に支配されることはないはずだった。
しかし・・・・
結果的に事なきを得たけれど、深冬先生の手術に不安を抱く壮大先生。

深冬先生を失いたくない気持ちに気づいた壮大先生も、失ったと思っていた深冬先生の気持ちは、深冬先生の本心ではなかったことを知った沖田先生も、気持ちはぐらぐら
こんな動揺した男たちに運命がゆだねられた深冬先生

と思っていたら、さっそく美冬先生の手術ができそうな医者を探す院長先生。
誰も悪くないけど、だれが正解なんてこともない。

なんだかとっても生々しいドラマだ。
主人公が絶対正義と決まってるって言いきったそこのあなた!
結末が見えているといったそこのあなた!
言いっぱなしですか?
間違った時は謝りましょう。

8話は息もつかずに見入ってしまった感じ
圧倒されたというのかな。
あとから思えば、役者さんの力がすごいのだと気が付くが、見ているときは物語に引き込まれている。
浅野さん、柄本さん、木村君3人の演技に圧倒された8話だった