感想 その1

いいものを見ると、笑いが止まらなくなる私。
最終回を見終わった直後は寂しさより、うれしさでへらへらしていた(笑)
終わってしまう寂しさはもちろんあるけれど、それにもましていいものを見た嬉しさのほうが勝っているのかな。
最終話は浅野忠信木村拓哉という日本を代表する俳優さんの、すばらしい演技に圧倒された。
壮大の気持ちも、沖田の気持ちも、見ているこちらにぐいぐい訴えかけてくる。
すごいなと思った。
心をつかまれるとはこのことだ。
視聴者は、ドラマの世界を客観的に見ている傍観者に過ぎないわけだけど、時々その世界に引きずり込まれて傍観者ではいられなくなるドラマがある。
ロンバケもそうだったけど、このドラマもそういうドラマだった

結局、沖田先生が檀上一家に利用されただけじゃないかという見方もできるけど
沖田先生の立場からしても、いつか向き合わなければならない深雪との過去と、正面切って向き合ういい機会だった
結局のところ、深雪は沖田先生を心底愛してたというよりは、淡い初恋程度の感情だったんじゃないかと思ってしまう
恋愛関係では、男性のほうが後を引くっていうから(笑)
そういう沖田先生の純情に甘えている節のある深雪に、同じ女性として、ちょっとイラッとしてしまった。
そういうところもやけにリアル
自覚しているしていないにかかわらず、そういう女の人いそうだもの(笑)
沖田先生も壮大先生も愛というものに対してはロマンチスト、
でも子供のいる母である深雪はどこまでも現実主義なのね
子供が一番大事
子供の父が大事(笑)
でもそれでいいんだと思うし、沖田先生もそれを望んだと思う。
沖田先生の気持にけりがついてよかった(笑)

A LIFEはまだまだ語りそう(笑)