外は大荒れの天気
さっきから、窓に激しい雨がたたきつけられている
帰ってきたのかな?
このまま帰らなくてもいいかもと思うほど、彼を待ち受けている嵐はひどい。
この人なら、どんな言葉を投げつけてもかまわないと思っているんだろうか。
付タクで見せた笑顔、解散ドラマで「ストレスゼロ」といった時の、見たことのない無垢な笑顔を思い出すと胸が痛くなる。
夕べ嫌なもの見てしまって、せっかく穏やかになった心がささくれてしまった。
知らなくてもいいことは知らないほうがいいかもしれない。
心が消耗するばかり。
好きな人を応援するのに体力を取っておかなくては