無限の住人3回目


草むらは花盛り
気持ちのいい風にさそわれて、遠回りをした帰り道、線路の土手が一面の花!
カラスノエンドウや、名前のわからない草が色とりどりの花を咲かせている
小さな子供がフェンスから手を入れて、花を摘んでいる姿がかわいくて写真を撮りたかったけど、怪しいおばさんと怖がらせてもいけないので草むらの花をパチリ(笑)




風邪が思いがけず長引いて、今日やっと3回目を見に行った
見るたびに感想が違ってくるのが面白い。
今回は、もう万次さんが好きで好きで(笑)
ぶった切りに圧倒されて気が付かなかったけど、万次さんは本当に愛すべき人物なのね
なんだか今日は顔がにやけてしまった。
何だろう、今まで万次と凛の関係にはあまり目がいかなかったけど、
おじさんの万次が、小娘の凛の無鉄砲さに振り回されているのが、なんとも言えずいい感じ(笑)
死ぬのが唯一の希望なのに、この娘のために今は死ねないと必死に立ち上がる。
その必死さがなんとも言えず、いとおしい
万次の気持ちは父性に近い感じかな。
どこかで、子連れ狼のようだと書かれていたけど、なるほどと思った。
拝一刀は、幼い我が子のために死ぬわけにはいかない訳だけど、斬られれば死ぬという当たり前の体。
だけど、めっぽう強い(笑)
映画の中で、死ねない体になってから剣の腕が鈍ったというセリフがあったけど,万次はめっぽう強いわけではなく、切られても向かっていく気迫、むき出しの闘志、常人ではないゆえのその鬼気迫る闘志は、最大の武器なのかもしれない。
斬られてズタボロになって、よろけたり、ぶざまに倒れこんだりしながらも立ち上がる、泥臭い闘い方が胸を打つのかもしれない。
そんな万次を、あの人は見事に演じているんだなと、3回目にしてやっと主演俳優のことを思い出した。

私は木村君のファンではあるけど、ここまで木村拓哉を思い出さなかった映画は初めてかもしれない。

次に見たらどんな感想になるんだろう。
楽しみ