久しぶりに、グタグタと(笑)

とりあえずマスカレードイブを読んだ。
まだ主人公二人が出会う前のエピソード。
ミステリーとしてみると、あまり目新しい展開ではなく、予想の範囲内という感じ(笑)
木村君が演じる新田はルーキーとして登場するので、木村君より若い設定になっているけれど、この育ちのいいエリート刑事が、マスカレードホテルまでにどんなふうに成長しているのか。木村君がこの役をどう自分に取り込んでいくのかが興味がある。イブを読んだ限りでは、まだ木村=新田にならなかったので、この辺は本当に楽しみ。
何より。8割がたホテルマンというのが、楽しみで仕方がない
このところシリアス路線が続いていたので、久しぶりに家族みんなで楽しめる映画として待ち遠しい。


元マネ時代、医者と刑事はあえて演じさせられなかったとどこかで読んだ覚えがある。
元マネは、映画よりTVの主演、しかもあのキムタクが演じる〇〇というようなことにこだわっていたように見えた
それはある時点まで成功をしていて、キムタクドラマは一種のブランドのようになり
彼の演じた職業は、一躍クローズアップされるようになっていった。
結果、世間の目はキムタクが次は何をやる?という事に、興味がむけられるようになっていたのは確かだと思う。
でもそれはもう限界だったのだと思う。それこそ南極にもいき、宇宙にもいき、あとは海にでも潜るかみたいな(笑)


彼が演じるのは職業ではなく人間なのに、という不満は、無限の住人で私の中で一掃された
あの映画で演じたのは、まさに万次という人間。
万次の死ねない肉体。守るべき存在のために戦う強い意志。
何かが変わったと確信できる映画だった
あの映画を国内でどんなに小さい存在に閉じ込めようと、世界での評価を隠すことはできない。
逆にあれほどのいやがらせ(私はそう思う)を受けるということは、痛いところを突かれた何かがいたということだと思う。

元マネ時代をすべて否定するわけではない。素晴らしいドラマがたくさん残っているのは確かなことだ
でも、かといって、それがすべて元マネの手柄のように語られるのも、違うと思う
ドラマは結局のところ現場の人間のもの。おぜん立てをしたものはその一ピースに過ぎない。

いろいろ考えるとグループがなくなったショックより、やっぱり、思うように仕事ができている今のほうがずっといいと思う
何とか、解散を回避したとしても、あのままでは、きっと5人が5人とも我慢を続けるしかなかったのでは、と今は思っている