仲良く応援したいだけ

私は、アイドルが好きでスマップのファンになったわけではないので、事務所のほかのグループには全く興味がなかった。
唯一鉄腕DASHは、深夜に放送されていたころから好きで見ていたので、TOKIOが出ていれば、見たり見なかったりするくらい。

スマップは事務所の中では特別な立ち位置にいて、他のジャニーズアイドルとはあまり共演することもなかったけれど、たまに音楽番組での共演を見ると、彼らの圧倒的存在感に、やっぱりスマップは特別だと誇らしく思っていた
このことは、今でも変わらない。アイドルグループとしての彼らは特別だったし、芸能史に燦然と名前を残したグループだと思う
そして私にとってスマップはこれからも唯一のグループだ(しつこいようだけど再結成は望んでいない)

その唯一無二グループがなくなって、何が変わったかというと、その唯一無二に、「私にとって」が付くようになったこと。
よく知りもしないで、勝手に敵愾心を持っていた他のグループをフラットな目で見るようになったこと。

特に、木村君が事務所に残ることになって、後輩との共演がかなうようになり、いろいろ目にするようになると、やっぱり彼らも、努力の人たちであり、素晴らしいスキルを持った人たちだということが分かってきた。
あの辛い状況の中、後輩グループのファンの人たちの、木村君に寄せてくれる気持ちもうれしかったし、素直に共演を喜んでくれる姿もうれしかった。

本当のことを言うと、映画での共演が決まったとき、一瞬頭をよぎったのは、また面倒くさい騒動に巻き込まれるってことだった。
今度は後輩グループファンといがみ合うのかとちょっと背筋が寒くなった(笑)
あの騒動でのトラウマを持って、身構えていた私には、二宮君のファンの反応が意外なもので
ホッとしたし、うれしかった
心を動かすのは暖かい太陽の光、決して攻撃的な北風ではないのね(笑)

そのことをすり寄るという言葉で表した人がいたようだけど
これって、〇〇者という発想とよく似ている(笑)
どう思おうとかまわないけど、ファンにとって好きな人がいい仕事をしてくれるのが一番の願いなわけで、仲良く応援ができるならそれに越したことはないんじゃないかな。