万次さんの肌


蒸し暑い梅雨時の主役
何となく、小学校の庭に似合う花というイメージ
桜、アジサイ、ひまわり コスモス
私が思う小学校の花(笑)






そういえば、万次さんの肌について書こうと思っていてすっかり忘れていた。
変な言い方だけど、すごいこだわりの肌だったなと思いだした
日ごろの木村君の滑らかなきれいな肌を知っているから(笑)なおさらそう思う。
あれをメイクで作るってすごいことだと思う、
何日もお風呂に入ってない感じ、ざらざらした肌に汗と埃がついて 毛穴が黒くなっている感じ、すごくリアルだった、
着物の衿も黒く汚れていて、そういえば、子供のころ、砂ぼこりの中で遊んで帰ると襟が真っ黒に汚れていたっけ。
そういう細かなところにまでこだわりぬいていたから、あの荒唐無稽のストーリーにリアリティーを持たせる事が出来たんだと思う。
万次さんの持っている刀にしてもそうだ、5キロという重さがあって、あの殺陣がチャンバラにならなかった。
きっと見る人が気が付かないところに、それぞれのスタッフのプライドとこだわりが詰まった映画だったんだろうと思う
そういうことが映画全体のクオリティを上げていたんだなと思った。

演者の本気、スタッフの本気が詰まった素晴らしい映画だった
つまらない思惑のために、過小評価されたけど、出るところに出ればわかってもらえる。
カンヌのスタンディングオベーションがいい例だ。
舞台はこの狭い日本だけじゃない。
がんばれ日本の映画って思う

何かとざわつくけど、NALUやUOMO を見ると、木村君は絶対大丈夫って思える。
信頼できる友人がたくさんいて、ありのままの木村拓哉を受け入れてくれる人たちに囲まれている。
彼はグループの中だけで生きてきた人ではないし、こちらで思うよりずっとグループから自立していたと思う。