報道ステーション


だれを責めるでもなく、自分のいえる範囲で、聞かれたことに対してはぐらかすことなくきちんと話す、そういう姿勢がいつもながらすがすがしい。
あのことについて、きちんと折に触れ自分の気持ちを伝えてきたのは、木村君だけだった。
それにに対していろいろ言う人がいるようだけど
彼らは、アイドルグループではあったけど、普通に社会で働く大人でもあるのだ
大人の社会で働く人たちにとって、理由はどうあれ、やるべきことができなかったり、期待に沿えなかったりという事態になったら
説明をして、謝るのが常識だ。

いろんな事情で一人の一存では話せないことがあるけれど、せめて自分の気持ちの範囲で
悲しませたり、迷惑をかけた人たちに、気持ちを伝えようとするのは大人として当たり前のことだと思う。

他の人たちにどんな事情があったかはわからない。
ただいえることは、私は木村君の対応が一番、常識をわきまえていて、誠実であったと、ファンとして納得させられるものだったとおもっている。

それぞれにそれぞれの事情があり、見る方向が違えば見えるものだって違う。
解散に至る事情は、こちら側にいる人間にとっては、推測でしかないのだから、藪の中でいいと思う。
メディアが報じる真実とやらも、何かの力や思惑で歪められていることを、この一年ですっかりわかってしまった
当事者にとってさえ、それぞれ違う真実を、客観的に伝えることなどできないのだから、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないけど。
そんなこんな、いろんなことをひっくるめてだれも悪くなかったと、大人の決着をしたのだとおもう。

ただ、自分の目で去年一年間見た事は、自分の中で厳然とした事実としてある
私はこの目で見、この耳で聞いたことをもとに、木村拓哉さんという個人を応援すると決めたのだ。

もう後始末は、この辺でいいんじゃないのかな。
あとは、前へ前へ
一人で漕ぎ出した船は、帆にいっぱい温かい風を受けて広い海に漕ぎ出した
私のこころも去年と打って変わって、晴れやかになった。