恵みの雨

乾季から雨季に代わる予感。わくわくしている。
木村君のファンになって、ファンの間で当たり前のように言われている乾季という言葉を知った。
ずーっと前からよね
私がファンになって十数年。気が付けば、乾季が当たり前に毎年あった。
慣れてしまって、何も思わなくなっていたけれど、よく考えたらおかしな話。
いまよりはずーっとオファーも多かっただろうし、うわさになっては消えなんていう映画の話はいろいろあった。
ファンにさえ聞こえてくるそんな話のほかに、裏側ではどんなことがあったのか知る由もない
木村君は人気があって存在感があったから、仕事が少ないとは思わなかったけど、やはり他のメンバーと比べるとその活躍の場はずいぶん狭かったと思う。
年に一回持ち回りのような各局のドラマ。グループの活動、時々降ってわいたようにある映画
他とのバランスを考えても、不公平な気がする。
ちょっと遅かったけれど、そんなマネージメントから解放されるという嬉しさは、やっぱりグループ解散よりも大きいと今は思う。
オファーを受け、それを生かすかどうかは本人の力だとしても、少なくとも選択は本人に任せてほしいと思う。

さて、JMovieMagazine
野良犬のような万次がそこにいた。
変な言い方だけど、今まで木村君は、どんなに血まみれでも、泥まみれでも、ウジ虫がはっていても、どこか美しさが漂っていた。
容姿の美しさは隠しようもなかったのかもしれないし、撮る側にもそれは大きな魅力だったかもしれない
それが万次にはいままで見た限り、そういう要素を感じないのだ。
男くさく、甘さがない。
監督は木村拓哉を美しい男として撮ろうとしていないと思った
そのことに私は新鮮な驚きを感じ、感激した
美しさは木村君の魅力の一部分でしかない。
その生きざまこそ万次にふさわしいと思った監督の思いが、どう映画に生かされているのか、本当に楽しみになった。
そして、画面の中で万次が生き始めたとき、万次は私の目にどう映るのか、ますます楽しみ。

久しぶりに書店に行くのが楽しみ。
これからのことを考えると全部はお持ち帰りできないけどね。
他のメンバーも、にこやかに紙面を飾っている。にこやかにわらう彼らが違う世界の人のように思える。

不穏な空気を感じさせつつも、まさかこんな形で終わるとは思わなかったスマップ
まだまだ可能性はいっぱいあったと思うけど、一緒にやっていけなくなったものは仕方がない。
本当に残念だけど、この一年はあきらめるのに十分な時間だった。
これでよかったかどうかは、これから、メンバー一人々が答えを出していくことだ。
その選択をそれぞれのファンは信じて見守るしかないんじゃないかと思う
だれかのせいで、こんなことになってかわいそうとか、もうそういう問題ではないんじゃないのかな。