キネマ旬報

いよいよ来年に向けて雑誌が動き始めましたね
皆さん絶賛のとおり、数行の文章に、胸が締め付けられました。
まさに木村拓哉という存在を表す言葉。
ずっと、どこにいても何をしていてもそうだったかもしれない。
誰にも分らない孤独というのは、
どんなにきらびやかな世界にいてスポットライトを浴びようが、常にどこかにあったのかもしれません。
人への不信感も嫌というほど感じてきたのではないかと思います。
ファンなんて気まぐれなもの、もしかしたら一番信用ならない存在かもしれない。そんな現実も何度も目にしてきたでしょう。
そのことをどう自分の中で折り合いをつけたのか知り由もないけれど
結果的に私たちにのまえに、人への愛と信頼を持ったまま立っていてくれる。
もともとの人柄というのも大きいと思うけれど、そこを損なわずに持ち続けてくれることに感動してしまうのです。
今回の件でも、はたから見たら一番傷ついていてもおかしくない彼が、一番ファンの心の傷に寄り添ってくれました。

木村拓哉という人は、こんな風に一ファンが、ついセンチメンタルに、ヒーローの孤独みたいなものを語りたくなってしまう存在なのだけど
何だろう、ご本人は全くそんな気配を感じさせないところが、また好きです(笑)
達観しているというか、一切の感傷がないというか、あんなこんながあって当たり前と思っている、言ってしまえばプロ仕様。
そこがまた好きです。
キネマ旬報の記事から、話がそれてしまったけど、唯、木村君が好きだと言いたいだけです(笑)

さて、キネマ旬報
300人の敵と切りあうシーンを取材した記者の、役者さんへの敬意が感じられる記事で読んでいて気持ちがよかったです
そこで行われていることを、殺陣やたちまわりといわず、命のやり取りと表現する木村君。
武蔵の下り松の決闘も、さながら命のやり取りと表現するにふさわしいほどすさまじかった。まさに命がけ。
記者があたらしいアクションエンターテインメントと表現した、この命のやり取りが楽しみでなりません

早く来年にならないかな。