新しい幕開け

今年始まった新しい雑誌の連載は、本当にうれしかった
ファンが知っている彼らしさを、知ることができる企画だからだ
長いこと、スマップのキムタクとして生きてきた彼が、
やっとそこから解き放たれる時が来たのかもしれない。
解散は悪いことばかりではない。
それぞれが、国民的グループのメンバーという重しから自由になれる。
私は木村ファンだから、ずっといつか自由に個人として仕事ができるようになってほしいと願っていた。
もちろん、スマップというくくりの中でそれができるなら、願ったりかなったりだけど、
スマップというくくりは、本人たちにも重すぎる存在になっていたのかもしれない
終わり方が、残念だけど、新しい幕開けと考えたほうがいいのではないだろうか。

さんざん嫌な情報に振り回されたけど、
これからの木村君の道にちいさな光が見えただけで、そんなことはどうでもよくなった。

朝日新聞の記事を読みました
タレントの移籍問題は、某脚本家の方のブログを読んでも、
旧態依然としたヤ〇ザな世界の論理でうごいているがよく分かりました
タレント養成するのには多額の費用が掛かり、それがすべて成功するとは限らない
成功したタレントの稼ぎ出すお金は、次のタレントの養成に使われる。
だから、成功したタレントが、次々に独立していったら、
業界自体が成り立たなくなるのだということはわかります
そのための防衛策として、見せしめのように行われているのが
タレントを干すという事なんですね。
あのスマップでさえ、そんなやくざな世界のおきてに縛られていたことは
その紡ぎだす世界観からは想像もできなかったところがショックでもあったわけですが
ま、それがいま現在の彼らのおかれている現状ということは認めざるを得ないのでしょう。
そのこと自体は、もっと合理的に行われるよう改善しなければならないことなのは
誰が見ても明らかなことです

そしてこの業界の在り方を問題にする記事に、引き合いに出されるスマップの解散
その記事がまともであればあるほど、
このことでスマップ解散を語られてしまうことに違和感を感じます
グループの移籍には、それぞれの事情があり、
簡単で一般論で語られないことがあるから、木村ファンとしてはいら立ちを感じてしまうのです
今の状況で言えば、事務所に残る=今の業界の状況を容認する、ととらえられて、
木村批判につながるからです
移籍がもっと合理的になることは当たり前のこととして、
スマップ解散に関していえば、残る自由も同時に認めなければ、
片手落ちだと言わざるを得ません。
何れにせよ、出る者も残るものも、きちんと認められてこそ、
平等だということを言いたいと思います。
木村君ファンの私には人権侵害に思えるほどの誹謗中傷も、
事務所の横暴と同時に大きな問題だと思っています